毛皮の染色について。

■染色について。■

毛皮は染料を使って、様々な色を表現できる素材です。

単色に染め上げるだけでなく、毛先部分を根元と異なった色に染める(スノートップ)方法や数種類の色を仕様したグラデーション、マーブルなど染色方法を変える事で同じ毛皮素材でも表情がガラッと変化します。

また、皮面への染色もあり、ダブルフェイス用途の素材における革面の仕上げには、レザーの表面加工法も用いられ、組み合わせと工夫次第で素材にさまざまな表情を作り出す事ができます。


単色染め


スノートップ


2トーン


マーブル

■ラビットの色見本■

弊社では、毛皮素材の染色の色見本にラビットを染色した色見本帳を基に商談を進めています。「パントーン」「DIC」などの色番号に基づいて染色することも可能ですが、毛皮素材の特性上、色ぶれは起こりやすい為の措置です。

ファー色見本サンプルに関しては、こちらをご参照ください。