ボンディングレザーについて。

ボンディングレザー

レザー裏面に異素材を接着し、両面使いにした素材。
接着強度自体は、非常に強度に接着しているため、素材同士が剝離したりすることは
ほぼありません。

また、さまざまな異素材を裏面に使うことが可能ですが、弊社では主に種類のボンディング素材を取り扱っています。

ボンディングレザーTYPE-A-

フェイクファーと組み合わせたボンディング素材企画

ラム革の裏面にフェイクファーをボンディングし、ムートンダブルフェイス素材を模した素材。
いわゆる「フェイク・ムートン」とも分類出来なくも無い素材ですが、レザー面に本革を使用している事と、
ボンディング側のフェイクファー素材にも高級なフェイクファーを使用している為、
素材感は、かなり高級な雰囲気を出しています。

素材価格が高騰しているムートン素材ですが、お問い合わせ頂く機会は、
多いものの価格的に合わないと言う事が起こっているため、用意した素材です。

口頭で素材について説明させていただいても、どうしても「フェイク」ムートンであると言うイメージが先行するため、なかなか現物の良さを見ていただくことにつながらない素材ですが、現物を見て頂くとおもしろさを納得していただける素材でもあります。

ムートンダブルフェイス企画をお考えで、コストを抑えたお客様には、お薦めできる素材です。

ボンディングムートン
ボンディングレザー-TYPE-A-


ボンディングレザー-TYPE-B-

さまざまな異素材と組み合わせたボンディング素材企画

ラム革の裏面にフリース、ニット素材などさまざまな素材をボンディングした素材。

ご存じの様に、レザー素材そのものは、防風性の高い素材です。
その裏面に保温製の高い素材を組み合わせる事によって、防風性、保温製を兼ね備えた素材に加工しています。

薄いサーモフィルムをボンディングすることによって、外観、厚み共に通常のレザー素材を変わらず、
機能面を向上させたり、裏面にフリース等の起毛素材をボンディングし、一重仕立てで縫製すると、すっきりした軽めのシルエットにもかかわらず、非常に暖かいレザージャケットを作ったりすることも可能です。


参考サンプル1:サーモ素材をボンディングした例:


参考サンプル2:フリース素材をボンディングした例:


参考サンプル3:ニットカットソー素材をボンディングした例1:


参考サンプル4:ニットカットソー素材をボンディングした例2: